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漢詩と日本人 (講談社選書メチエ)

, 村上 哲見

によって 村上 哲見
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内容紹介 『白氏文集』も『和漢朗読集』も、写本で読むしかない時代、中国の詩は、ひとにぎりの宮廷貴族のものであった。木版印刷による空前のロングセラー、『唐詩選』、『三体詩』は、読者階層を庶民大衆へと大きく広げ、その影響は、俳諧、川柳から都々逸(どどいつ)にまで及ぶ。わが国の古典と化した漢詩の、豊かな味わいとつきない魅力を語り、日本人との千年以上にわたる深いかかわりを丹念に跡づける労作。 内容(「BOOK」データベースより) 『白氏文集』も『和漢朗詠集』も、写本で読むしかない時代、中国の詩は、ひとにぎりの宮廷貴族のものであった。木版印刷による空前のロングセラー、『唐詩選』、『三体詩』は、読者階層を庶民大衆へと大きく広げ、その影響は、俳諧、川柳から都々逸にまで及ぶ。わが国の古典と化した漢詩の、豊かな味わいとつきない魅力を語り、日本人との千年以上にわたる深いかかわりを丹念に跡づける労作。 内容(「MARC」データベースより) 宮廷貴族のものであった漢詩は、俳諧、川柳から都々逸など、庶民大衆に大きく広がっていった。漢詩の豊かな味わいとつきない魅力を語り、日本人との深いかかわりを丹念に跡づける労作。 著者について 1930年生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。現在、東北大学名誉教授、奥羽大学文学部教授。専攻は中国文学。著書に、『三体詩』(朝日新聞社)、『宋詞研究』(創文社)、『中国文人論』(汲古書院)、『宋詞』(筑摩書房)、『季いく』(岩波書店)、『陸游』『蘇州・杭州物語』(集英社)、『科学の話』『中国の名句・名言』『漢詩の名句・名吟』(講談社現代新書)がある。 続きを見る
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本書で改めて、日本に生きる私たちの言語生活の来歴に思いを深くいたしました。古来より言語を練り上げてきた最先端の文化人または表現者は、大和言葉による表現と漢語による表現を並行して行ってきたのでした。それは明治においても夏目漱石や正岡子規、森鴎外が漢詩を残し、しかもレベルの高い作品に仕上げていたという事実にも示されています。大陸の高度な文明の象徴たる文字の受容は、日本人の言語生活を二重化したわけで、現代に生きる私たちが使う言葉の中にも練り込まれています。言葉を磨いていくためにもあらためて、日本における漢文の伝統をもういちど取り戻したいものです。本書で言及されている『唐詩国字解』は平凡社版で読めます。早速読み始めましたが、「~まずは手柄ぢゃ」などという言葉遣いも味があって楽しいです。本書の後に読んでみると興味が深まります。

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